保育士のやりがい・魅力に迫る

大変だけど素晴らしい仕事

保育士は大変な仕事で、体力的にも精神的にも疲れ果てるほど過酷な職種だと言われています。
実際に保育士として勤務している方はよくわかると思いますが、子供と関わる仕事をやりたい!という理想だけでは長く勤める事は難しい職業です。
それでも、保育士には他の仕事にはないやりがいや魅力が存在しています。
保育士以外の職種に就いている人からはなかなか理解してもらえない部分もあると思いますが、実際に働いている人達にしかわからない保育士のやりがいや魅力に迫ってみましょう。

子供達の成長を直に感じる

保育士は0歳から6歳までの乳幼児を対象に保育を行います。
赤ちゃんの頃から小学校入学直前までの成長ぶりを感じることができるのです。
恐らく、保護者も見た事がないような成長ぶりを知って感動させられることも多いです。
例えばずっとおむつが離れなかった子に対して熱心にトイレトレーニングを教えていたところ、少しずつできるようになって子供だけでなく保護者も大喜びしてくれる事があります。
親子で喜び、感謝の気持ちを伝えてくれると、保育士の仕事をしていて本当に良かったとやりがいを感じられるものです。
言葉がたどたどしかった子供が、徐々にはっきりとした口調で話すことができるようになると、本当に成長したのだなと実感します。
特に感動をするのが卒園式の時で、あんなに小さかった子供達が立派なお兄さんお姉さんになって凛々しく卒園していく姿を見ると、保護者以上に涙が溢れてくることもあります。
卒園をして小学生、中学生と成長してからも、まだ自分の事を覚えてくれていて「○○先生~!」と遠くから手を振ってくれるのを見て嬉しく感じるという方もいます。

保護者からの感謝

保育士の魅力は、人から感謝される仕事であるという点に尽きます。
「先生に出会うことができたから子供もこんなに成長できました」と涙ながらに感謝してくれる保護者も多く、本当に素晴らしい仕事なのだと強く感じるはずです。
保育所に子供を預けている保護者の多くは共働き世帯が多く、どうしても仕事があるため子供と接する時間が少ないことを悔いているケースが多いです。
本音としては自分が子供の面倒を見てあげたいと思っているのに、仕方なく保育所にお任せしなければいけないという事情がある場合も多いのです。
だからこそ、信頼できる保育士に大事な子供の面倒を見てもらいたいと考えている保護者が多いです。
保育所でどのような過ごし方をしていたのかを詳細に伝えてあげると、嬉しそうに話を聞いてくれる保護者が多いものです。
保育士としては保育所内での生活をお伝えするのは当然の事なのですが、保護者にとっては自分が知らない子供の姿をぜひ知りたいと考えているため、たくさん教えてくれると本当に嬉しいものなのでぜひ覚えておいてください。