「ゆりかご葛飾」を掲げる、葛飾区のサポート内容とは

葛飾区は子育てサポートが手厚い

全国各地には、子育て支援に力を入れている地域があります。
その中でも特に子育てに重点を置いているのが「東京都葛飾区」です。
葛飾区は「ゆりかご葛飾」というコンセプトを掲げており、さまざまな子育て支援を行なっています。

現在は妊娠期から子供が高校になるまでの期間を一貫してサポートする体制となっており、ほかの地域と比べても非常に手厚いサービスを行っています。

こうした子育て支援の充実度は全国に知られてきており、ほかの地域から葛飾区に引越しをする家族も増えています。
葛飾区は今後も子育てのサポートを拡大していく方針を打ち出しており、今後の支援も期待されています。

どのようなサポートや取り組みを行っているのか

葛飾区で行っている子育て支援として、まずは「保育料半額」の制度が挙げられます。
子供が2人いる家族の場合、2人目の保育料に関しては、半額となっています。
さらに3人目の子供が生まれた場合、保育料は全額免除となっています。

子育てをする上で保育料は、とても大きな金銭的負担です。
子供が1人いるだけでも家計の出費は大きくなるため、最近は2人目や3人目を産む母親が減ってきています。
しかし葛飾区は「より多くの子供を増やしたい」と考えて、こうした保育料の支援を行っているのです。

さらに以前は対象学年が小学6年生まででしたが、近年は中学3年生までに引き上げられました。
これによってより長い期間、保育料の減額や免除を受けることができ、多くの家庭にとってとても助かる制度となっています。

また、私立幼稚園に関しては、上の制度の対象外となっています。
保育料が異なるため、私立幼稚園に通う子供がいる家庭には別の制度を設けており、やはり子育てをしやすい体制が整えられています。

葛飾区ではもうひとつ、「病児保育施設」を各地に設置しています。
子供が病気にかかってしまうと、母親が急に面倒を見ないといけなくなることが多いです。
しかし母親が仕事をしていると、こうしたときに困ることがあります。
葛飾区では病児保育施設を積極的に設置することで、よりお母さんが安心できる環境を整えているのです。

また、葛飾区は「延長保育」も行っています。
家庭によっては、両親の帰宅が遅いことがあります。
子供を夜遅くまで1人で過ごさせてしまうと、寂しい思いをさせてしまい、今後の成長にも良くありません。
こうした家庭の支援として葛飾区は20時まで子供を預けられるようになっており、より両親にとっても子供にとっても安心なサービスが提供されています。

葛飾区の子育てにかける思い

葛飾区はこのようにさまざまな子育て支援の制度を設けており、地域の人たちが生活しやすい環境を整えています。
葛飾区は「仕事も子育てもいきいきと取り組んでほしい」という思いを込めて、紹介したようなサポートを提供しているのです。
葛飾区のこうした取り組みに興味がわいたら、ホームページなどで詳細を確認してみるのも勉強になるはずです。