チャイルドマインダー

家庭的保育のプロ

待機児童をなくすために日本で推奨されている取り組みに保育ママがあります。
自宅で家庭的な雰囲気のまま子供を預かってお世話をするという保育を実践します。
イギリスでは昔から保育ママのような子育てが一般的で、多くの子育て世帯で利用しているそうです。
イギリスでは保育ママではなく、チャイルドマインダーと呼ばれています。
日本においてもイギリスで誕生した家庭的な保育の専門家として活躍するチャイルドマインダーを養成するための講座が存在しており、講座を修了した方は受験資格を獲得します。
検定試験に合格すると自宅で開業するなどの選択肢が広がります。

参考:http://www.hoiku.co.jp/about/index.shtml

チャイルドマインダーになる方法

チャイルドマインダーの講座はいくつか存在していますが、資格取得後のサポート体制を考えるとNCMAジャパンが最も良いと言われています。
NCMAジャパンで学ぶ方法は通信講座か通学講座のどちらかを選択します。
通信講座は保育士や幼稚園教諭などの有資格者と、これらの資格を持っていない方のコースに分かれています。
スクリーングを行うことで実践的な内容をサポートしながら講座内容が修了するまでの期間をサポートします。
それぞれのペースによって進行具合が異なりますが、大体3ヶ月から半年くらいの間には修了すると考えられます。

通学コースについては代々木、名古屋、大阪で実施しています。
通学できる距離にお住まいの方は通学コースの方が短期集中で受講が修了します。
すぐにでも資格が欲しいと考えている場合は通学コースの方が良いと考えられます。

所定の講座を修了すると、いよいよ検定試験の受験資格を得られます。
検定試験の内容はあらかじめ配布されているテキストの内容をしっかり理解していれば解ける問題が出題されます。
筆記試験だけで実技試験は行われないので、講座を受ける際にしっかりと身につけておくことが大切です。
合格率も高いことから、決して難易度が高い試験ではありません。
無事に合格できた場合はチャイルドマインダー認定証が交付されます。

チャイルドマインダーとしての働き方

NCMAジャパンのチャイルドマインダーの検定試験に合格すると、2つの選択肢があります。
まずはNCMAジャパンのネットワーク会員に入会をして、在宅または訪問をして実際にお子さんの保育を行う仕事を担当します。
ネットワーク会員になるメリットは、専門的なサポートを受けることができる点です。
いきなり最初から独立開業をしてもノウハウがわからずに右往左往することも多いはずです。
しっかりサポートを受けることで自信を持ち、将来的には独立を考えることも可能です。
ネットワーク会員に入会しない場合はダイレクトマインダーと呼ばれる保育スタッフとして登録をして、需要があった時に訪問をして保育を行います。