保育士

保護者に代わって子供の成長を見守る

子供の保育は本来であれば保護者である親が行なうべきですが、仕事の関係など様々な事情により家庭で保育できない方も多いです。
そこで保護者代わりとして保育所などで0歳から小学校入学前の6歳までを保育する仕事を担うのが保育士です。
子供の保育に関して専門的な技術と知識を有していると認められた人だけに与えられる保育士の有資格者だけが保育士を名乗って仕事に就くことができます。

参考:http://www.career-station.co.jp/contents/licence/

保育士資格について

保育士は国家資格になり、一年に一回実施されている国家試験に合格した方が登録を済ませてようやく保育士として仕事に就くことができます。
保育士国家試験を受験するためには受験資格を満たすことが第一条件になります。
受験資格はこれまでの学歴に応じて異なるため確認が必要ですが、例えば4年制大学を卒業している方については無条件で受験資格を得ていることになります。
大学の学部等は関係ないため、保育士の養成課程のあるなしに関わらず受験することができます。
他にも指定されている大学などの保育士養成課程が存在している学校を卒業すると保育士資格を得ることも可能です。
進路の選択肢として、高校卒業後は進学をしてすぐに保育士として働きたいと考えている場合には保育士養成課程の学校を選択するのが一番の近道です。
現在のところは保育士になる予定はないけど、将来的には志すかもしれないという場合には他の学部でも良いので4年制大学などの進学先を検討しましょう。

保育士資格に合格できたらすぐに保育士として仕事に従事できるものではありません。
保育士試験に合格した場所の各都道府県知事宛てに登録申請を行い、保育士証をもらわなければ晴れて保育士となったとは言えないのです。
登録が完了するまでには2ヶ月くらいの期間を要するため、合格した方は速やかに登録を済ませておくようにしてください。

保育士の就活

無事に保育士の登録まで済ませておけば、いつでも保育士の仕事ができる状態です。
いよいよ本格的な就活を始めようという場合には、とにかくたくさんの情報を集めてください。
保育士不足の傾向が強いため、全国各地で保育士の有資格者を募集している求人案件がたくさんあります。
保育所や保育園以外にも児童養護施設や民間の商業施設など様々な職場で保育士の資格を持っている方が求められています。
それぞれの職場によって勤務時間や待遇面が異なるため、自分が働きやすい職場なのかをしっかり見極めることが大切です。
今後は待機児童を完全に無くしたいとの方針で、保育施設が増えて保育士が活躍する場が増えると考えられます。
求人案件も安定して存在していると思われますので、理想的な職場が見つかるまで焦らないで探すようにしてください。