保育士の「あるある」について

仕事から離れても子どものことが目に付く

保育士の「あるある」」の中でも、より多くの人に共通するのが、仕事ではない場面でもついつい子どもの様子に目が行ってしまうということでしょう。
ショッピングモールで子どもたちが走り回っている様子や、親が子どもをあやすのに苦労しているのを見ると、ついつい何かしてあげたくなってしまうことがあります。
一種の職業病とも言えることで、無意識のうちについ走っている子どもを止めてしまうこともあります。

また、いろいろなところで、園児の親御さんなどに出会う確率がかなり高いというのも保育士ならではの出来事です。
保育園があるエリアに住んでいるのであれば、スーパーや100均などで、園児連れの親御さんにぱったりで出会うことが特に多くなります。
普通の仕事と違って、より地域の人々と接する機会が多い保育士ならではの出来事でしょう。

このように、保育士の仕事をしていると、いつもの仕事を離れても、何らかの仕事関係のなごりが生活に入り込んでくるものです。
明確に仕事と生活というのが分けづらい仕事とも言えます。

保育園で起こることは不思議がいっぱい

子ども相手に毎日過ごしていると、普通に生活しているのでは経験できないことがたくさん起きます。
その一つが、「やたらとプロポーズされる」ということです。
もちろん、適齢期のお相手ではなく園児にですが、気に入られるとすぐにプロポーズされてしまうというのは、保育士にはよくあることでしょう。

また、いつの間にかいろいろなところに小さい傷ができているというのも、保育士ならではの出来事です。
きっと子供たちに引っかかれたり、必死で子どもを相手にしているときに、道具や建物にぶつけて傷ができたのでしょうが、その時には気づかずに過ぎてしまって、後から発見することが多いのです。
特に外遊びをすることが多いので、子供向けの小さい遊具などで一緒に遊んでいるときには、傷がつきやすくなります。

物音に敏感になる

保育士の仕事は、単に子どもと遊んだり何かを教えたりするだけではありません。
子どもを預かっている以上、健康や事故には細心地の注意を払う必要があります。
保育園にはたくさんの子どもがいますので、文字通り目が届く範囲というのは限られてきます。

その分、知らず知らずに聞き耳を至る所で立てていて、ちょっとした物が落ちる音や、転ぶ音などに敏感になるものです。
特に意識していなくても、変な音に敏感になるのは、保育士ならではの習性とも言えます。
このように、保育士ならではの習性や「あるある」というのは結構多くて、普段は意識していないものの、他の業過の人から見たら変わっているなということも多いのです。