認められているか否かの違い?
全国各地にある保育園は大きく分けると認可保育園と無認可保育園が存在しています。
認可保育園と無認可保育園の違いとは、ざっくり言うと国から認可している保育園か、認可を受けていない保育園かという違いになります。
何となく言葉のイメージでは無認可保育園では安心して子供を預けることができないのではないかと不安を感じる方も多いですが、決してそんな事はありません。
具体的な違いについて確認してきちんと理解したうえで保育所選びをすることが大切です。
参考:http://allabout.co.jp/gm/gc/409548/
認可保育園とは
認可保育園は国から認可を受けている保育園ですが、国から認可を受けるためには一定の条件を満たさなければいけません。
例えば保育士が1人あたり何人の子供まで対応できるのかとか、施設内の広さについても細かく規定されています。
これらの条件を全て満たしていなければ認可保育園にならないのです。
認可保育園では子供を預ける時間が朝の7時または7時半から夕方18時までと定められています。
延長保育に対応している場合も20時までになっている場合が多いです。
深夜まで仕事をしている保護者にとっては、認可保育園では十分な保育をしてもらえないと考えられますので、時間帯は比較的柔軟に対応できる無認可保育園に頼らざるを得ない状況になります。
認可保育園の保育料は各自治体によって基準が定められていますが、基本的には保護者の収入を目安にして決定されています。
子育て世帯を応援している自治体では、保育料を減免したり免除している場合があります。
人気が高い地域ではなかなか空きがないため、とりあえず申し込みだけしておいて空き待ちになっているケースが多いです。
無認可保育園とは
国から認可を受けていない無認可保育園は、国が定めている基準を満たしていないため無認可とされています。
無認可という言葉はとても聞こえが悪いものですが、決して悪い保育園というわけではないのです。
むしろ、認可保育園よりも無認可保育園を選んで良かったという保護者もいます。
大きな特徴としては、認可保育園に比べて入園しやすいメリットがあります。
認可保育園の場合は両親が仕事をしているとか、病気などで子供を保育できない場合に利用できますが、無認可保育園では理由に関わらず空きがあれば入園させてもらえます。
人気が集中している認可保育園の空きが出るまでは無認可保育園に子供を預けているという保護者も多いです。
保育料は認可保育園よりも高めに設定されていますが、年収によっては認可保育園よりも安いという場合もあります。
保育時間も認可保育園よりも長いため、遅い時間まで仕事をしている保護者にとっては利用しやすいです。
しっかりとしたポリシーを持って運営している無認可保育園がたくさん存在していますので、ぜひ参考にしてください。