自己中な親が多くて疲れてしまう…
教育の現場で問題担っているのがモンスターペアレントです。
我が子がカワイイあまりに周囲の事が目に入らなくなってしまうのか、それとも単なる自己中心的な性格なのかわかりませんが、あまりにも理不尽な要求を子供の先生に対して言ってくる親が増えています。
保育の現場でも日常的にモンスターペアレントがやって来ることがあるため、頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。
実際に起こったモンスターペアレントの事例を確認しながら、自分のところにモンスターペアレントがやって来た時にはどのような対応をするべきか考えてみましょう。
子供の喧嘩に口を挟む
幼児期の子供は自分の気に入った玩具に執着することが多く、友達同士で仲良く使うことが難しい場合があります。
保育士が側で見ていた場合には「代わりばんこで使おうね」と声を掛けてあげることもできますが、たまたま目が届かない場所で玩具の取り合いになってしまい喧嘩に発展する場合があります。
時には手や足が出てしまって、相手の子供にケガを負わせてしまうこともあります。
この場合はきちんと子供の様子を見ていなかったと責任を追求されても仕方がないと考えられますが、ケガを負ったわけでもなく手を出したわけでもない、ただの口喧嘩だった場合でも保育園に文句を言ってくる親がいるのです。
「いつも仲が良い子と喧嘩になったのは保育園にあった玩具が原因。取り合いになるような玩具なんて置かないで!」と言われたことが実際にあるのです。
そんな事を言われてしまうと、保育園には何も玩具を用意できなくなります。
玩具の取り合いになったのは、他人の事にも興味を持って自分も使ってみたくなったという成長の証なので、どうか見守ってあげて欲しいと伝えてください。
きちんと理解してくれる親もいますが、中には余計にヒートアップする方もいますので気持ちを落ち着かせてもらうためにも素直に謝っておくと良いでしょう。
忙しくて朝食の用意ができない!
保育園に子供を預けている親は仕事をしているケースが多いです。
出社時間が早いため、毎朝食事の準備をする時間がなくて子供に朝食を食べさせないまま連れてくるケースも多いです。
毎回子供が「お腹が空いた」と訴えているので親に伝えたところ、「忙しいのに朝食の用意なんてできない!」と逆切れされてしまう場合があります。
食事を摂ることの大切さを理解してもらうまでには時間がかかるかもしれませんが、根気良く説明をして子供にはぜひ朝食を食べさせるようにして欲しいと伝えてください。
いつもより30分早く起きるだけでも十分な朝食を用意できるはずですし、どうしても間に合わない場合には前日から用意したものでも構わないと伝えてください。